NPO法人キッズドアについて
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- 2021年10月25日
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近年、多くの団体が経済的理由で塾に通えない子どものために無料で学習支援を行っています。
このサイトをご覧いただいている方の中には、実際に無料学習支援の教室に行ったことがある方もいるかと思いますが、まだ行ったことのない方は「いったいどんな場所なんだろう」と気になることでしょう。
そこで、子どもたちのために無料学習会を実施している「NPO法人キッズドア」さんについて、実際に私がボランティアスタッフとして活動してきた経験を交えて、ご紹介していきたいと思います!
NPO法人キッズドア

名称:特定非営利活動法人キッズドア(NPO Kids’ Door)
設立:2007年1月
理事長:渡辺 由美子 氏
主な活動内容:教育支援活動
キッズドアさんはすべての子どもが夢や希望を持てる社会へ向けて、2007年に設立されました。
当時は「日本の子どもの貧困」について世間から全く注目されておらず、子どもを支援する団体もほとんどなかったそうです。
つまり、日本における子どもの貧困対策を行うNPOとしてはパイオニア的存在ということですね。
そんなキッズドアさんですが、現在は東京・千葉エリアと東北エリアで様々な学習支援会を運営しております。
私がキッズドアさんでボランティア活動に初めて携わったのは2016年の春です。
教育関係のボランティアがしたいと思い、Googleで「教育 ボランティア」と調べた時に、キッズドアさんのボランティア募集ページが検索に引っ掛かりました。
これまでキッズドアさんが実施する複数の無料学習会に携わってきましたが、一番最初に参加したのは「English Drive」という学習会です。
「English Drive」は、子ども達が将来活躍するための英語力を身につけるお手伝いをする学習会で、私は月曜日の仕事終わりに八丁堀にあるキッズドアさんのオフィスに立ち寄って、中高生の子どもたちに英語の勉強を教えていました。
その他にも、江戸川区で実施されていた「さくら塾」、「1655勉強cafe」、「ぷらっと」といった学習会にも携わってきました。
実際に参加してみて感じたのは、どの学習会も楽しく和気あいあいとした雰囲気で、優しいスタッフの方々や、素敵なボランティアさんがいたということです。
ボランティアとして参加している方は本当に多種多様な方がいて、大学生や塾講師、中学校の先生、消防士、役所の職員、システムエンジニア、コンサルタント、翻訳家などなどバラエティに富んでいました。
様々な立場や年齢の方がいましたが、どのボランティアさんにも共通していたのは「困難な状況にある子どものために何かしたい」という熱い思いでした。
そもそも、「仕事の後や休日に無償で子どもに勉強を教えたい」と思える人がボランティアをしているので、なにかしらの熱意がなければ参加していないのかもしれませんね。
この文章を読んでくれている子の中にも、経済的な理由で塾に通うことが出来ない、兄弟姉妹が多くて自宅では中々勉強に集中できないなど、困難な状況にある方がいるかもしれません。
しかし、そんな状況をどうにかしたい、子どもたちがより良い未来を描くための手伝いがしたいという大人がいることも知っておいて欲しいです。
無料学習会に参加してみたいという方、少しでも興味があるという方は、ぜひキッズドアさんの学習会に足を運んでみてはいかがでしょうか。
キッズドアの職員さんも、ボランティアの方々も、きっと皆さんが夢や希望を持てるお手伝いがしたいと強く思っています。
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